いや、今日も(笑)沼津です♪
無論、支援でして、月1回頻度ですね。
さて、1つ紹介します。
私が、何度も販促手法として紹介してきた「記号化」ですが、
あらためて思うのです。
それは、コモディティ化してしまった加工食品の場合、効果は抜群です。
同社の商品も、その1つでしょう。

これはアジの干物です。
見た目は、どうやっても、多くのアジの干物と同じですから、
残念ながら、競争軸は「価格」しかなくなってしまうところです。
ですが同社の場合、右下のロゴ「農林水産大臣賞」受賞が効いています。
つまり、
多くの干物が並ぶ中で、一際、目につくのです。
結果、消費者は「アジの開き」を購買しているのではなく、
「農林水産大臣賞」を購買していることになります。
つまり、記号ですね(笑
別に「受賞」に限ったことではありませんね。
他にも「記号」は無数です。
以前の、当方の記事を参考に、
自店、自社のお客様の「記号」を見つけてみては、いかがでしょう?
無論、上記の同社の商品、食べてみればわかるのですが、
他の干物と一線を画しています。
創業昭和10年から引き継がれた旨味成分が蓄積された秘伝の塩汁に漬け込むことで、同社独自の風味を実現しています。
要するに、過日紹介した「絶対的競争優位」です。
無論、無添加です。
素晴らしいですよねー♪

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==久保正英プロフィール==
≪主な受賞歴≫
2016年 中小企業庁長官賞受賞(中小企業経営診断シンポジウム)
→中小企業診断士 久保正英の中小企業庁 長官賞受賞論文はこちらへ⇒クリック
2013年 中小企業診断協会 会長賞(中小企業経営診断シンポジウム)
≪一般社団法人エコ食品健究会 代表理事 / 経済産業省登録 中小企業診断士≫
加工食品企業や飲食店のマーケティング戦略立案と実行支援(商品・販路等)を直近5年で大手(上場含む)63社に実施。
個人や小規模事業者の支援は専門家派遣事業も含めて直近5年では350社(当事務所スタッフ含む)にのぼる。
応援されて集客(応援客獲得の販促や商品化)できる仕組み(売上を獲得する仕組み)が好評で、ロッテ・湖池屋・カルビー・イトーヨーカ堂・明治製菓・三河屋製菓、カネタツーワン、ユニバース、ヤマザワ、平和堂、天満屋ストア、サミット、日生協、岩下食品、ベイシアカインズグループ等の支援実績を公表している。
≪主な著書≫
「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ

「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS) - 久保 正英
飲・食企業の的を外さない商品開発(カナリア書房)

飲・食企業の的を外さない商品開発―ニーズ発掘のモノサシは環境と健康 - 久保 正英
≪主な委員歴≫
『農水産物の環境情報表 示の在り方検討会(農林水産省2014年~)』
『CO²の見える化 消費財分科会(環境省~2013年)』
『小規模事業者支援人材育成支援事業」に係る平成30年度 事業推進委員会(全国商工会連合会・中小企業庁)』
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