加工食品の商品開発手順(個人・小規模事業者向け)

飲食店の方で物販を考えられている方
小さな事業者(個人・小規模事業主)の方でお菓子やドレッシング等々の商品を製造し販売したいと思う方
農家さんで、加工品を開発したいと思う方。

注)年商3500万円以下の方向け・この売上以上は別途記事にしますね後日♪

このような方からの御相談が日頃、かつアメブロ経由で(こちら)多いので
今回は、このようなタイトルで書いていきたいと思います♪
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今回は全体の手順を説明して、改めて、1つ1つ個別に進めていけたらと思います。

早速(^^♪

1) まずは加工する商品の種別を決める
商品の種別とは、すなわち、ビスケット、あられ、ドレッシング、パン、味噌、等々の具体的にお客様が認識できる食品の総称のことです。

まずはこれを決定します。
大切なことは、既存事業とのシナジー(相乗効果)です。

サラダが美味しいお店が日常お店で使っている「お手製のドレッシング」があるとすれば、無論、ドレッシングを手掛けることが、正解ですよね♪
いきなり、あられ・・と言っても、ノウハウも無ければ、売る理由(評判で・・♪)も見当たらない。

つまり、あなただからお客様が納得してくれる商品の種別を選択していくことが大切です。

2)決めた商品の種別に必要な許認可を確認する

これは例えばビスケットなら焼き菓子の免許を保健所から取得しなければなりません。
つまり菓子製造業の営業許可を取得しなければならないってことです。

商品の種別の必要な許可が何なのかをわからない方は、まずは下記の東京都のサイトが参考になりますので確認いただければ良いですね
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kyoka/kyoka_0.html

あるいは、最寄りの保健所に気軽に相談にいけばいいですよ。

3)内製するのか外注するのかを決定する

2)で許認可を確認する際、あなたが製造しようとしている食品では、どのような設備が必要で、どのような資金(コスト)が発生するのかを合わせて確認していきましょう。
例えば菓子製造でオーブンが必要であれば、そのオーブンが定価でどのくらいの費用が必要なのかを確認しておくことです。

必要な設備の積算がいくらになるかを確認し、その積算を購入してまで内製して、営業を始めることが本当に正しいことなのかを確認します。

いわゆる損益分岐点分析です。
これを確認しておけば、年間○○○○袋を販売すれば、設備投資の総額を回収できる!
年間△△△△袋を販売すれば、○○円の利益が確保できる!等々がわかります。

その上で、○○○○袋を販売する希望感を自らの心に問います!

大丈夫!売れる!というのであれば、設備投資はGO!と言えますね。
なお、損益分岐点分析のやり方は後日記載しこちら(⇒)に記入します。
この矢印をクリックできるようにしておきますので。

4)外注先を決めるための情報収集と決定

3)で内製の自信が無い方は、迷わず外注にしましょう!
また内製の自信がある方も、まずは外注から始めることをおススメします。

なぜなら、売行きが悪い場合、内製時に比べて、早々に撤退が可能だからです。
これは想像できますよね?(笑)

さて、外注先を探す場合は以下の手順で進めると良いと思います。
・自らが参入したい商品の種別の商品を可能な限り、探索する。
・探索する場所は、食品スーパーや土産物等々の特産品売場をおススメします。
⇒個人や小規模事業者が加工食品を開発する場合、基本100~数千個程度の小ロット製造が一般的です。いきなり10万個!みたいなバカな取組は避けたいところです。そのような場合、外注先として、大企業等々が受託してくれるわけがありません(笑)。コンビニは非常に魅力的な売場ですが、大企業だらけの品揃えが一般的です。食品スーパーや土産物売場や道の駅などに行くと、個人や小規模事業者が製造元の商品が溢れています。
つまり、小ロットで製造を受託してくれる可能性が高い事業者が多い!ってことです。

5)製造のレシピを決める

外注するにしろ、内製するにしろ、レシピは必須です。
自らの自信作の加工商品の風味が、どのお客様が食べても相違ないものでなければなりません。

例えば、ある時は焼き過ぎで、ある時はしっとり・・したビスケットでは、お客様に不安を感じさせてしまいますからね・・。これ大丈夫?みたいな・・笑

また、飲食店等やご家庭で、扱っているレシピは少量での製造に適したものです。それを一気に100個~数千個製造するようだと、微妙に風味が変わるものです。
例えば、スープ等では、仕込む量が多くなると火の通りが遅く、ご家庭や飲食店等での小鍋で設定していた野菜の切りサイズや煮込み時間では不十分かもしれません。

つまり、量を多く仕込む視点でのレシピ開発が必要になります。

6)商品コンセプトを決める

5)を進める際に、合わせて実施してほしいことが商品コンセプトを決定することです。
商品コンセプトの決定の手法には大きく以下の2つがありますので、過去の当ブログの記事をお探しいただくか、お待ちいただけるのであれば、(⇒)をクリックできるように後日しておきますので活用してくださいね。

・記号消費を活用してマーケットのトレンドを捉えるコンセプトを設定する(⇒)
・記号消費を活用してお客様の応援消費や共感消費を誘発するコンセプトを設定する(⇒)

なお、俗に言う、誰に、何を、どのように、的な商品コンセプト設定はおススメしません。
経験上、ほとんどの方が、ただの羅列になってしまい、商品コンセプトにまでブラッシュアップできないからです。

商品コンセプトとは一言でいうと、人に紹介する際に説明しやすい短さと端的さの言葉 を指します。

例えば、春菊の生産者が居て、お客様が、知人に紹介する際、「サラダでおいしい春菊」だよ!って発し
たとします。

その紹介された知人は、数ある多くの春菊の中から、サラダ用だ!というように 差別化して記憶に刻みます。

そうです、それこそが商品コンセプトですね。

理解いただけると思います。
誰が 何を どのように が端的に短く整理されたものになっています。

誰が!は表現する必要など、ありません。
この場合は、誰が!は紹介された方その人だからです(笑)

7)商品パッケージやデザイン・量目等の規格の設定

商品パッケージを決める際には、その食品の物性や食シーンをイメージしながら決定します。

例えば、ふにゃふにゃ柔らかいものをPEの袋に入れて販売すると、袋が重さで歪み食べにくいでしょ・・(-_-;)
そうであるならば、紙箱を外装してみたり・・必要になってきます。

また、鞄に潜ませて、歩きながら食べて欲しいとおもうのであれば、ポテチのような大袋では不便で仕方ないでしょう・・笑
そのような発想で決めていきます。

量目も同じです。1人で食べきりなのか、大勢で分け合って欲しいのか、食シーンや食頻度を意識して量目を決定していきます。

デザイン基調色は紫色、緑等のいわゆる食欲減退食は最低限避けて、選択していきます。
デザイン基調色の選択の際は以下の視点で選ぶと良いですね。
・中身を創造しやすい色
・中身が見える透明色
・中身とのギャップを感じさせない色
・体に存在する色(赤、黒、茶)
・食べられると一般的に認識されている色(赤、茶、黄等々)
・安心感を与える色(茶)
・洗練されたイメージを与える色(白)
・自然界で想像しやすい色(青、水色)

これらを参考に進めていけば近道ですね。

8)価格の設定法

原則は、3)で記載した損益分岐点分析で明らかになった「見込販売予定数」に伴う「見込総コスト」を明らかにすることから始まります。
その上で、1つ1つの原価を設定していきます。

つまり総コスト÷見込販売予定数=1つあたりのコスト(≒原価)

原価の考え方はこちらの記事が参考になりますのでご一読くださいね(こちら⇒)

原価が決まると簡単です。
いくらの利益が欲しいのか、いくらならお客様が納得して買ってくれるのか、これを検討していきます。
この検討の方法も後日こちら(⇒)をクリックしていけば良いように整理しておきますね。

9)受容性の確認

ある程度、商品の形が見えてきたら、周りの知人や友人に実際に現物を見てもらったり、試食してもらいながら、「売れそうか」、「こうしたら売れそう!」的な発想で、ミーティングしていく時間を設けましょう。

ポイントは、売れそう!買いたい!的な雰囲気を醸成する商品になるまで・・です!♪

キーワード:商品開発,メニュー開発,加工食品,販売促進,集客


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